チュートリアル

クイックスタートでは、プロジェクトディレクトリの内容やサンプルコードを探索せずに、新しいプロジェクトを作成しデプロイするための基本作業の流れを簡略化して紹介しました。

次に、IC 上で動作するプログラムの作成を実際に体験してもらうために、いくつかの簡単なプログラムの書き方を探ります。

このチュートリアルの多くは、プログラミング言語 Motoko を使った Dapp の書き方を説明しています。他の言語によるアプリの例については、DFINITY examples リポジトリを参照してください。

以下のチュートリアルでは、IC 上で動作する Dapp を作成するための基本的な方法を紹介します：

デフォルトプロジェクトを探索するでは、新しいプロジェクトを作成する際にワークスペースに追加されるデフォルトのファイルとフォルダーを探索し、プロジェクト作成のワークフローを詳しく見ていきます。
Actor を使ったクエリは、通常 "Hello, World!” Canister で定義される典型的な print 関数を、 hello 関数を持つ Actor（オブジェクト）の定義によって置き換える方法を紹介します。
テキスト引数を渡すでは、ターミナルシェルでコマンドラインを使用して関数に引数を渡すさまざまな方法を紹介しています。
自然数をインクリメントするは、カウンタの値をインクリメントして返す関数を持つ Actor を作成する Dapp の書き方を説明します。
電卓の機能で整数を使うでは、簡単な電卓アプリの書き方を紹介します。Motoko を使ってより実践的に作業し、プロジェクト環境をカスタマイズする方法について学びましょう。
Import library modules は、リスト内のキーと値のペアを扱うための、いくつかの基本的な Motoko ベースライブラリ関数をインポートして使用する方法を説明しています。
複数の Actor を使用するは、1つのプロジェクトに複数の無関係な Actor を含める方法を説明し、同じプロジェクトに複数の Canister をコンパイルできることを説明しています。
フロントエンドのカスタマイズでは、シンプルな React フレームワークを使用して、デフォルトのサンプル Canister 用の新しいフロントエンドを作成し、表示されるインターフェイスをカスタマイズするためのいくつかの基本的な修正方法を説明します。CSS、HTML、JavaScript、React または他のフレームワークを使ってユーザー・インターフェースを構築する方法を既に知っている場合は、このチュートリアルを読み飛ばすことができます。
Add a stylesheet は、React を使用してプロジェクトの新しいフロントエンドを作成するときに、スタイルシートを追加する方法を説明します。React にスタイルシートを追加する方法をすでに知っている場合は、このチュートリアルを読み飛ばすことができます。
Canister 間コールを行うは、ある Canister で定義された関数を、同じプロジェクト内の別の Canister から呼び出す簡単な方法を説明しています。
スケーラブルなアプリケーションの作成では、複数の Canister を使用して拡張性のあるアプリケーションを作成することについて説明しています。
Identity によるアクセスコントロールの追加では、複数のユーザーIdentity を作成し、切り替えて使用する方法を説明しています。
Accept cycles from a wallet は、デフォルトのウォレット Canister から送信された Cycle を受け入れる方法を示しています。

より高度なアプリを紹介するチュートリアルや、基本的な構成要素の詳しい使い方は、examples リポジトリやMotoko Programming Language Guide で紹介されていますので、参考にしてください。